皆様は普段栄養バランスなどを意識して食事をとっているでしょうか?
自信を持って「はい!」と断言できる人は少ないかもしれません。
大人でもなかなか難しい食事管理ですが、競技で最高のパフォーマンスを発揮するためには普段の練習も大事ですが食事も重要な要素になってきます。
特にお子様が初めてスポーツの試合に出場する時など、何を食べさせた方がいいか迷う方も多いはずです。
今回は特に試合前の食事に関して説明していきます。
勝負に勝つためにトンカツ!?
よく験担ぎでトンカツを食べるという風潮がありますが、正直おすすめはしません。
特に前日や当日は消化不良を起こす可能性がある脂っこいものや、お刺身などの生ものなどには注意が必要です。
脂の少ない和食などのさっぱりとしたメニューがおすすめです。
試合当日の食事方法
こちらの画像は日本陸上競技連盟が出している試合時の食事についてまとめたものです。
やはりこちらにもトンカツの注意が記載されておりますね。
また、芋や根菜類、海藻、きのこ類といった食物繊維の多いものはガスが溜まりやすくなるため避けた方が良いです。
試合当日は試合の3〜4時間前までにエネルギーとなる炭水化物を多めに取り、消化の悪いものは少なめにとる食事を心がけましょう。
夏場の暑い時期はおにぎりの具は傷みにくい梅干しがおすすめです。
また糖質を素早く吸収できるようにエネルギーゼリーやポカリスエットなどの飲料水もおすすめです。
ここで注意したいのが普段食べたり飲んだりしないような特別な食事はしないほうが良いです。
というのも私自信高校生の時に陸上競技の大会でリレーで決勝に進出したことがありました。その際、顧問の先生が私たちのために栄養ドリンクを差し入れしてくださって、リレーメンバーみんなで乾杯したのですが、私含め3人が気持ち悪くなり惨敗した記憶があります。今では良い思い出ですが、当時は全力で挑めなかったのは心残りでした。
「自分に合う食事」というものを理解するには小学生は特に難しいと思います。
ですので試合前日や当日だけではなく、普段の生活の中で自分に合う食事、合わない食事を意識することが重要であると思います。
体調管理も仕事の内というように競技者にとっても同じことが言えるので、小さいうちから心がけるようにしましょう!
食事に関してご質問等ございましたらスタッフにお声掛けください。
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