【疑問】スパイクのピンの選び方
- 西村 英剛
- 4月18日
- 読了時間: 3分
更新日:4月23日
陸上競技のスパイクのピンには様々な種類があり、どれを選んでいいかわからないといったご意見を多く頂きましたので今回はスパイクのピンの選び方について解説いたします。
ピンの種類
スパイクピンには大きく分けて「アンツーカー(土)用」と「オールウェザー(ゴム)用」の2種類があります。
・土用


・ゴム用

また、スパイクによってはゴム用のピンしか対応していない種類のスパイクもございますので、購入の際には注意が必要です。
ピンの選び方
上の画像のようにゴム用ピンには種類が豊富にあり、競技によって選び方が異なります。
オールウェザー(ゴム)用ピン 基本の3つのタイプ
・平行ピン…ピンが軽量のためスパイクの軽さにこだわる人や長距離走者向け
・2段平行ピン…瞬発的に大きな力が加えられるため跳躍種目などのフィールド競技向け
・3段平行ピン…高い反発力とグリップ力が得られるため短距離や中距離のトラック種目向け
上の画像では左から3段並行ピン、並行ピン、2段並行ピンです。
・ニードルピン

ゴム用のピンでこのようなニードル型をしたピンもございます。
通常のピンと比べると地面からの抜けが速く、ピッチが速い選手におすすめです。
ピンの長さ
ピンの長さは5mm〜12mmまで種類があり、競技種目に応じて適した長さを選ぶ必要があります。トラックの種類と競技種目ごとの目安となるピンの長さは以下の通りです。
・オールウェザー(ゴム)
短距離:8mm
中距離:7mm
長距離:5mm
・土
短距離:12mm
中距離:9mm
長距離:7mm
ただしピンの長さが長いほどグリップ力が強い分足への負担が大きいため、小学生や中学1年生などまだ身体が出来上がってない子供の場合、標準よりも1つ短いものを選んだ方が負担を抑えて走りやすいです。
ピンが長いほど、トラックとのグリップ力が高まり、瞬間的なパワーを発揮できるため、短距離やフィールド競技では長めのピンが使用されます。一方で、グリップ力よりも軽量性を求める長距離では、短めのピンが使用されます。

このように様々な種類のピンがありますが、「とりあえず長いもの買う!」のではなく、まずは自分に適したピンから試してみて、競技を続けていきながら自分に合ったピンを探していきましょう!
また種目に応じてピンを変えるなど工夫をすることでパフォーマンス向上や怪我防止、ピンを長持ちさせることができるので、考えて使用しましょう!
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