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執筆者の写真Hisashi Kawaguchi

雪に耐えて梅花麗し


コロナはなかなか落ち着きそうで落ち着きません。


感染者減ったかな??

と思うとまた増えていたりします。


医療従事者の人たちの気持ちを考えると

途切れなく疲労が襲いかかっていると思います。


自分になにができるかと考えると、

寄付とか感染症対策を万全にするとか

色々思いついてきます。


その中でも僕は、

子どもたちに運動を通じてこの暗い空気感に

少しでも晴れ間をのぞかせる時間を提供することが

今の自分にできることなのかなと思いました。



こんな偉そうなこと言っていますが、

いまから約一年前、

僕の心は最高に暗闇真っただ中でした。


きっかけは当時働いていた職場で言われた

「ただ(無料)で陸上を教えてもらってええんやで」

という言葉。詳しく話すとすごく長くなりますが、

簡単に言うと僕のコーチとしての価値は無料なんやでと

いわれた気分でした。

ぐっと唾液を飲み込んで、

笑ってははははとか言ってましたが内心複雑な気持ちでした。


その言葉がやたら脳裏に染み込みんでしまいました。


陸上を教えているときは何ともないんですが、

平日の仕事が始まると強烈な頭痛と吐き気に毎晩襲われて

毎日寝不足でした。


一番つらかったのは、

自分が陸上を教えているときに

あれ。。。俺価値ないんかな。。。

ってふと思う時でした。


今だから何とも思いませんが、

当時は病名つくレベルになかなか気持ちが参ってました(笑)

正直、陸上クラブやめおうかなと感じる日もありました。


でもやっぱり子どもが笑顔になってくれた時とか

足が速くなって喜んでくれること、

そして僕の今の学びの軌跡を繋いでくれた人たちのことを考えると

クラブをしめることは考えられませんでした。


本当に練習に通ってくれている人たちに

めちゃくちゃ救われました。



今回のコロナでの活動休止期間中、

皆様がまた戻ってきてくれるかすごく不安でしたが、

僕たちなりにオンラインでのトレーニングやユーチュブに力を注ぎました。

(不手際多発でしたが。。。)


活動再開して、子供たちがみんな戻ってきてくれたとき

一安心というか、もう感謝しかありませんでした。

本当に心が救われました。



長文になりましたが、

どんな時も耐えて耐えて耐え抜くと

それ相応にいいことが待っていると信じています。


練習再開しましたが、

気を抜かず感染症対策をし

今の環境に耐えて適応していく気持ちが

必要だと今日の感染者数を聞いて感じた川口です。

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