【競技者必見!】試合前の調整練習について
- 西村 英剛
- 6月6日
- 読了時間: 3分
皆さんは大会前のコンディショニングはどのように調整を行っていますでしょうか。
今回は大会前によく起こる調整ミスや、1週間前からの調整方法など解説していきます。
間違った調整方法
よく起こり得るミスとして挙げられるのが、例えば短距離の選手で大会直前にSD(スタートダッシュ)をしている際に、納得がいかずに何度も何度も繰り返し試行してしまい、挙げ句の果てにはブロックの歩幅やフォームを変えてしまうといったものです。
直前の練習で上手くいかずに焦ってしまう気持ちはわかりますが、それでは疲労が溜まってしまったり、本番でミスをしてしまう可能性が高まるでしょう。
そういったことが起こらないように普段の練習から一本一本、本番と同じような緊張感を持って練習に臨むと良いでしょう。
おすすめの調整方法
まず一般的にコンディションが良いとされる疲労度は、最大で10の場合3〜4くらいが理想です。
ですので普段の練習を行なっている期間の疲労度は8〜10の間だと思ってください。
1週間前から調整を行う場合、練習強度を「弱・中・強」で分類し、それを組み合わせて調整をしていきます。
・練習強度の種類
弱・・・完全オフ
中・・・(例)ウォーミングアップ、ドリル、流し2、3本、軽く補強
強・・・(例)ウォーミングアップ、ドリル、流し2、3本、SD30m2、3本、120m1本
ただし、ここで注意したいのが一つ一つの動きの質は落としてはいけません。あくまでも量を調節する感覚です。
つまりスピード感であったり、フォームなど調整だから緩めるなどがないように意識しましょう。
例えば7日前から1日前の流れとして、強→弱→中→強→中→弱→中といった組み合わせで徐々に疲労感を無くしていくような調整方法をします。
このような調整方法を「テーパリング」といいます。
注意点
部活などでみんなで一緒に練習を行なっているのでなかなか自分で調整が行えないという方も多いのではないでしょうか。そういった方は顧問の先生や先輩に相談したり、それでも難しい場合は不本意ではありますが、力を入れるところは入れて抜くところは抜くなど、練習の中で強弱をつけるなどして工夫すると良いでしょう。
また、おすすめは毎回の調整の内容を自分で記録していくことです。上で挙げた7日前からの調整方法はあくまでも一つの例で、これが正解というわけではありません。人によって合う合わないはありますし、その時のコンディションによっても負荷を調整していく必要があります。そのためには、毎回なんとなく調整するのではなく、その時のコンディションの状態や疲労感、調整のメニューやその時どう感じたかなどノートに記録していくと、次の調整の際に上手く活用できるでしょう。
詳しくはYouTubeで解説しておりますのでこちらの動画も是非ご覧ください。
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